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【総評】ドラフトを終えて! 中日編

10月20日に行われたドラフト会議が終え、2011年を期に成績は下降し、とうとう2016年は最下位となった中日のドラフトはどうだったのかを振り返ってみる。

1位 投 柳 裕也(明大)
2位 内 京田 陽太(日大)
3位 内 石垣 雅海(酒田南高)
4位 投 笠原 祥太郎(新潟医療福祉大) 
5位 投 藤嶋 健人(東邦高)
6位 投 丸山 泰資(東海大

現選手を見てみよう。
まずは投手。先発・中継ぎ・抑え。

 <投手>
●先発
 右
 山井 大介(38)、吉見 一起(32)、大野 雄大(28)、小熊 凌祐(26)、伊藤 準規(25)、
 三ツ間 卓也(24)、佐藤 優(23)、若松 駿太(21)、吉田 嵩(20)

 左
 八木 智哉(33)、濱田 達郎(22)、小笠原 慎之介(19)

●中継ぎ
 右
 浅尾 拓也(32)、祖父江 大輔(29)、武藤 祐太(27)、又吉 克樹(26)、福谷 浩司(25)、
 阿知羅 拓馬(24)、野村 亮介(23)、西浜 幹紘(23)、金子 丈(23)、山本 雅士(22)、
 鈴木 翔太(21)、岸本 淳希(20)、

 左
 岩瀬 仁紀(42)、岡田 俊哉(25)、小川 龍也(25)、福 敬登(24)、浜田 智博(24)、

●抑え
 田島 慎二(27)

※ ()内は現時点の年齢
 
一昔に投手大国を築いてきたチームの末路はやはりこうなのかと思わせるような弱体化の投手陣。
全盛期の投手が峠を過ぎ、世代交代がうまくいっていない。
2016年は、山井、吉見、大野を中心に外国人を使いながらシーズンを戦ってきた。
近年、外国人頼みなシーズンが多く即戦力投手が欲しいところ。

ドラフト1位では、即戦力投手の期待のかかる明大の柳を獲得できたのは良かった。
彼は、縦の大きなカーブで緩急を使える投手で、リーグ通算奪三振数を300の大台に乗せるほどの三振の取れる投手。
だが、私個人的な見解では、頭の上から右腕が振り下ろされる投球フォームは縦の変化球に特化しているが横の変化には乏しい。
痛打される球の多くはスライダーである。そして、このフォームは高目にボールが集まりやすくなる傾向がある。
プロでの活躍は難しいと考えるが、さて、活躍できるのか。

全6人指名中、4人を投手指名した中で、一番期待したいのは6位指名の丸山だ。
丸山は、大学4年時の成績を考えると、この順位になったのではないだろうかと思われる。だが、3年時の全盛期のフォームが蘇れば、巨人の菅野級の投手になる投手だ。
小柄ながら力強いストレートとキレのいいスライダーが特徴だ。上背もないので彼の力を最大限に発揮できるのは中継ぎだと思われる。

続いて野手は、内野手を二人指名。

●捕手
 武山 真吾(32)、松井 雅人(29)、赤田龍一郎(28)、木下 拓哉(25)、桂 依央利(25)、
 杉山 翔大(25)、加藤 匠馬(24)、藤吉 優(20)

一塁手
 森野 将彦(38)、石岡 諒太(24)

二塁手
 荒木 雅博(39)、谷 哲也(31)、亀澤 恭平(28)、溝脇 隼人(22)

●遊撃手
 岩﨑 達郎(32)、堂上 直倫(28)、遠藤 一星(27)、阿部 寿樹(27)、三ツ俣 大樹(24)
 
三塁手
 福田 永将(28)、石川 駿(26)、高橋 周平(22)

●外野手
 藤井 淳志(35)、工藤 隆人(35)、野本 圭(32)、大島 洋平(31)、松井 佑介(29)、
 平田 良介(28)、井領 雅貴(27)、赤坂 和幸(27)、古本 武尊(26)、友永 翔太(25)、
 渡辺 勝(23)、近藤 弘基(23)、

※ ()内は現時点の年齢

長年、谷繁の後釜をようやく見つかったようなシーズンだった。
チーム防御率は3.65とまずまずの成績で終え、その扇の要でもある捕手には100試合以上に出場したのが杉山翔大だ。
昨年は社会人出身の木下を指名したが、長年の悩みであった捕手はようやくメドがついたと言える。
では、その他のポジションはどうだろうか。

その前に、今シーズンの総得点は500得点と非常に少なく12球団で11位の得点力。もっとも得点の多かったのは広島の684得点だ。
数字でもわかる通り、得点力向上が上位進出のカギとなる。

投手同様、野手も世代交代がうまくいっておらず、外国人頼みとなっている。
外野は、FA移籍が濃厚だった大島、平田の残留が大きく、大きな戦力ダウンとならなかったのは良かった。
高橋、堂上は来季に繋がるシーズンとなり、サードとショートの定位置がある程度計算できるようになった。しかし、今季は昨年荒木を驚かすようなプレイを見せていた亀澤は期待通りの働きが出来ず、結局、セカンドは荒木に頼らざるをえなかった状態となり、相変わらず内野の層は薄いものだ。
そこで、即戦力候補として守備・脚力はプロでも通用する京田を指名できたのはよかった。ただ、課題の打撃はそれほど期待できるものでもなく得点力を期待できる選手ではないだろう。

最後に、柳は評判通りの活躍が出来ればそれなりの活躍はできるだろうが、来季も得点力向上は見られないだろうと私見する。したがって、まだまだ長い低迷が続きそうな中日。
もう少し、先を見たドラフト戦力をしないと低迷どころか弱小球団のイメージとなる。そして、若手が思うように育っていないこともあり、近年、即戦力野手を社会人から指名し、無鉄砲なドラフト戦略も低迷の原因でもある。
阪神のドラフト戦略が批判されているが、中日同様得点力不足が問題であり、2年連続ドラ1を野手指名したのは私見として良い判断だったと思う。中日もドラ1は野手を指名するぐらいの意気込みが必要なように思える。京田より打撃が上の巨人が指名した吉川やドラ1ではなくとも指名漏れした濱元を指名したほうがよかったのではないだろうか。

復活するか弱小になり下がるかは新監督の森監督の手腕にかかっている。