いがちゃん’s雑記帳 ~ 能天気で天然な男 ~

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楽天とロッテ間のFA移籍、及び、人的保障など計7名移籍!!

楽天鈴木大地、酒居知史、涌井秀章」とロッテ「美馬学、小野郁、西巻賢二、ハーマン」の計7名が2チーム間で移籍があった。
日本では珍しく同リーグ移籍と7名が2チーム間の移籍。しかも、FA移籍決定後の人的、金銭補償を選択する期間中に涌井の金銭トレードと2球団による話し合いでこのようになったのだろう。ただ、西巻、ハーマンについては、自由契約であった為、実際は楽天鈴木大地、酒居知史、涌井秀章」とロッテ「美馬学、小野郁」の3対2のトレードのようなもの。個人的に感じたのは、楽天はいい選手たちを獲得したこと。そして、ロッテは首をひねりたくなる結果であった。

では、なぜそう思ったのか。

まず、鈴木大地は今季の成績キャリアハイとなる成績を残した。彼の評価すべき点は勝負強い打撃と何といっても内外野が守れ、内野ならどのポジションでも守ることのできるユーティリティプレイヤーである。現在、楽天は選手層が薄いチームで、誰かが欠けるとかなりの戦力ダウンに繋がる。戦力ダウンを最小限に補える最適な選手を獲得したと考えられる。
さらに、金銭トレードで獲得した涌井秀章。今季は18試合に登板し、3勝7敗、防御率4.50と数字的にはパッとしないが今季最高球速は150キロを計測、そして、99キロのカーブと球速差51キロで緩急を使え、まだまだ先発の柱として十分に活躍できる。なにより、完投能力がある投手だけにチームに欠かせない先発投手。美馬を獲得したとはいえ、なぜロッテは出したのか不思議である。ロッテに来てからは思い通りな成績を残すことができず、彼にとってこのトレードは良かったのかもしれない。まだまだ2桁勝利できるだけのものはある。楽天にとって美馬の穴を十分に補えた形となった。
そして、人的補償の酒居知史。個人的には絶対プロテクトされていると思っていた投手。彼は今季、54試合に登板し主に中継ぎとして投げ、150キロ近いストレートとスライダー・カーブ・フォークと多彩な変化球を持ち、三振の取れる投手。実績3年目の今季だったが、来季は中継ぎの主力と思っていただけに不思議である。
では、ロッテが獲得したのは小柄な投手・美馬学。今季は先発の一角として一年間ローテーションを守り、則本や岸といった柱が離脱の中、チーム最多の25試合に先発登板しチームを支えた。だが、人的補償が発生するFAで獲得するほどの投手かは疑問を感じる。しかも、ロッテは涌井がいたにもかかわらず獲得した。そして、人的補償にはファームのセーブ王とはいえ、三振は取れるがポカスカ打たれている印象の小野を獲得と個人的にはこの両者の獲得は上背のない投手だけに失敗と感じる。

楽天は実に現状のウィークポイントを知っている補強と言える。選手層の薄い野手陣では、内外野を守ることのできる選手を補強。そして、投手では抜けた先発の穴と中継ぎ強化に成功している。ロッテは美馬の獲得で高給取りの涌井を排出し、若く年俸の低い小野を獲得と年俸の必要経費削減に成功した。
来季は確実に投打ともに戦力アップしている楽天は上位進出するだけのものを持っている。新監督の三木監督のもと、どのような戦いをするのか楽しみである。ロッテについては、この移籍に関しては評価し難いが、ハーマン、ジャクソンの両投手の加入で中継ぎの強化は出来ている。福田を獲得してはいるが、ポジションは外野手であって、内野手でもあった鈴木の穴をどう埋めるのか疑問の残るロッテ側の戦略は果たして成功なのか来季に注目してみたい!!