【オープン戦】日本ハム vs ヤクルト 2022/03/02
本拠地札幌ドームでの初采配となったビッグボスは1安打ながら見事1x0で初勝利を飾る。ただ、勝利はしたが素直に喜べる内容ではなかった。
先発した加藤は4イニングを無失点に抑えたが、フォアボールこそなかったが6安打打たれピンチの場面で粘った投球と結果だけを見ればよいが、球速も130キロ前半で、空振りを取る球もなく、個人的には不安を残す投球だった。
次に投げた伊藤に関しては、1つずつ安打と四球はあったが貫禄のある投球を見せ、今年も頼れる投球を見せてくれそうだ。
そして、楽しみにしていた吉田輝星は、1イニング目を無難に抑え、2イニング目は、先頭バッターにライト前ヒットを打たれ、2アウト取ったところから2者連続のフォアボールと早く打ち取りたいといった精神的な面の弱さが出た投球となったが、ストレート自体は昨年とは比べ物にならないほどいい球を投げていた。ビッグボスを筆頭に首脳陣たちはどのような起用を考えているかは分からないが、個人的には中継ぎ向きのタイプと思っているので、今後は1イニングしっかり結果を出して勝利に貢献してもらいたい。
オープン戦が始まり、1軍レベルの投手が登板するようになり、ビッグボスが就任し注目度は上がったが、この3試合を見ると現実が見えてきた。3試合で11安打で5得点と今年も貧打に悩まされそうだ。
開幕まで1ヶ月が過ぎ、残り3週間ちょっとと他球団はある程度レギュラーメンバーで固定しながらオープン戦を戦っているが、ビッグボス日本ハムは未だ日替わりで、結果を残している選手も少ない状況。開幕までにある程度選手を固定したいところだが、今後についてかなり不安である。
得点力がアップするれば十分にAクラスに入るだけの投手力があるだけに、ビッグボス日本ハムは今後どう立て直していくのか!
以下、この試合の選手成績詳細
(三) 淺間 大基 空三振 遊ゴロ 一ゴロ
三 難波 侑平
(右) 万波 中正 右飛 一飛
打右 近藤 健介 四球
(遊二) 石井 一成 左飛 三邪飛 遊ゴロ
(中) 五十幡 亮汰 見三振
中 細川 凌平 三飛 三犠打
(二遊) 佐藤 龍世 中飛 中飛 右2①
(捕) 宇佐見 真吾 投ゴロ
捕 清水 優心 右飛 見三振
(一) 渡邉 諒 左飛 三ゴロ
一 清宮 幸太郎 三ゴロ
(指) 郡 拓也 三失 二ゴロ
打指 王 柏融 空三振
(左) 田宮 裕涼 左邪飛 二ゴロ 二ゴロ
左 水野 達稀
※丸数字は打点
選手 投球回 被安打 奪三振 与四死球 失点 自責点
加藤 貴之 4 6 2 0 0 0
伊藤 大海 3 1 3 1 0 0
吉田 輝星 2 1 2 2 0 0